こんにちは、ソーキューブの中の人です。
インボイス制度、始まっちゃいましたね。
抗議活動などいろいろあったようですが、一度決まった法をひっくり返すのは至難の業のようです。
会計業務を生業とする弊社にとってインボイス制度の開始はまさに地獄への扉が開いたようなもので、クライアントへの説明が大変だし、実際の作業が増えるし、ソフトのアップデートは多いし、西武ライオンズの球場って昔「インボイスSEIBUドーム」って名前だったねーとか聞かれるし、とにかく面倒なのです。
と散々愚痴を書きましたが、世間一般の反応としてはどうなのか。
子供、学生、専業主婦、年金生活者、ドラ息子など、日本には就業していない人がおよそ5800万人ほどいます。この方々、基本的にインボイス制度に関係ございません。
残りの働いている6700万人の方々についても、請求書や領収書のやり取りが発生する部署や、もともと消費税非課税の事業主などはインボイス制度の影響が大きいですが、それ以外の人については特段の影響はなく、せいぜい社員に「経費精算時の領収書にインボイス番号が無いとダメ」「自動販売機で買ったものは場所記載する」とか注意している程度のようです。
おそらく10月以降は国内で流通する請求書や領収書の9割くらいにインボイス番号が記載されるのでしょうが、意外と影響を受ける人は限定的と捉えられているようです。
むしろ「インボイス制度の影響で、アニメ声優の3割弱が廃業を検討している」みたいなセンセーショナルな報道が先行していて、本質(制度の運用)へのツッコミはあまり報じられないですね。
一方でハンコ屋さんがインボイス番号のスタンプの注文に嬉しい悲鳴、だそうです。
経理関係者はガチの悲鳴ですが・・・
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